岡本陽の世界


京都紫野に生まれ、デジタルアーティストとして活躍中!

京都芸術大学を卒業することになりました。

2015年の4月に京都芸術大学の通信教育部 芸術学部 芸術教養学科に入学。「暮らしのなかに芸術を生かす方法」を学びました。
2021年には膵臓癌の摘出手術を受け、体力と気力を失い、一時は卒業が危ぶまれましたが、先生方や学友、そしてパートナーのお陰をもって、
この冬、卒業研究の提出ができ、3月18日の卒業式に出席することが出来ることとなりました。
その卒業研究も公表されていますので、是非、ご覧ください。
そのテーマは、「京都にあった私塾『八木CG塾』の歴史」です。

「京都にあった私塾『八木CG塾』の歴史」 ─2000年からの17年間、その歴史に見つけたものは何か?─


卒業後は一時中止していた、合唱の活動に復帰します。人生最後の合唱活動として「滋賀男声合唱団」に参加させていただくことにしました。
7月1日には定期演奏会が予定されていますので、練習も厳しさが増してきています。

さらに、大きな変化、「アトリエ終い」を今、行っています。2008年に京都市東山区今熊野にアトリエを開設し、デジタル・アート作品の制作拠点として活用してきましたが、年金生活の我身を考えるとあまりにも贅沢なそして身勝手な活動姿勢を大いに反省することとし、アトリエを終う決意をしたのです。
15年間のアトリエ活動で、F50号(1167×910)の大きな作品が何枚も出てきます。その他の額装した作品も何十枚も。参考図書も。プリンター、スキャナも複数台。
先日31月8日には、2トン車満載でテーブルや棚などと一緒に細かな廃棄物を業者に処理してもらいました。しかし、まだまだ整理しきれない細かなものが残っています。
終活の一環とも思って始めたアトリエ終いは中々、・・・・とても手こずっています。

膵臓癌の摘出から来月で2年、外科の主治医は私をとことんフォローしますと、言っていただいています。しかし、自分の体は自分が一番よくわかるはずと、人任せ医者任せにせず、
己の身は自分で守るということだと思っています。
100歳まで元気に生きますので、皆さま、よろしくお願いいたします。かあちゃん、よろしくお願いいたします。

京都芸術大学を卒業することになりました。」への2件のフィードバック

    1. 大学を卒業することとは喪失感と不安感。アトリエを終うことは喪失感?合唱再開は不安感?
      いづれも心に残るシーンです。
      出来事が重なっただけではない、転機のような気がします。

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