その記念日は「佳久(かきゅう)」という創作料理の店で、特別なゲストのお祝もかねて三人の大宴会を開催しました。
そのゲストとは、年齢21歳の女性で、来年の就職先の内定が決まったところです。その先とは内閣府の外局なのです。私はそれを聴いたときは驚きました。
その彼女は、私のパートナーの親友のお孫さんなのです。早稲田大学の法学部の学生です。かねてから良くできるとは聞いていましたが、さすがです。
昨夜、一目見て私もほれ込みました。若いのに(この言葉はハラスメント?)私たち爺さん婆さんの会話にも上手に入ってきてくれました。
その彼女が関東から京都へ遊びに来ると言うので、就職祝いの宴を開いたのです。京都の文化には、まだ知らなかったことも多かったようで、「はも」や「鮎」も初めて食べたようです。
ところで、私たちの結婚記念日は27回目を迎えました。48歳の時に結婚し、毎日、二人だけで何の変哲もない生活を繰り返していますが、パートナーには良くしていただいています。
一昨日も、突然の発熱があり、その日のうちに平熱に戻りましたが、まだまだ、膵臓癌の術後の身体なのだとはやる身を抑えながらの毎日です。
やりたいことをやらせていただいていることに、感謝をしています。
特別ゲストは私が京都芸術大学の8回生だと聞いて、びっくりしていました。どうして大学へと質問されました。「芸術に対する教養がないと68歳で気が付いて」というと、「そう、なんですね!」と納得の様子。4時間になろうとする大宴会は大いに、盛り上がりました。
帰りには、仙太郎の和菓子「水無月」を彼女へお土産にプレゼント。これも京都にしかないスィーツだと思います。
「佳久」公式ホームページ https://kakyu.owst.jp/