岡本陽の世界


京都紫野に生まれ、デジタルアーティストとして活躍中!

映画と音楽

今日の昼間、何気なくNHK BS プレミアムを見ると「ベニスに死す」という名作を放送していた。
実は「ベニスに死す」という映画の名は知っていたのであるが、初めて観たのである。そうすると、私が大好きなグスタフ・マーラーの曲が次々と出てくるではないか!
この曲たちは、昨年の膵臓癌の手術後、眠れない夜を、iPhoneのイヤフォンで聴いていたものばかりである。耳にタコができるほど何夜も聞いたものである。
iPhoneに入れた元のCDを探したところ、アルバム名「アダージョ~マーラー、愛の物語」で、輸入限定版であった。手術の傷あとをこの音楽で癒していたのである。
CDの帯を見てみると「映画の『ベニスに死す』で一躍脚光を浴び、その美しい旋律を万人のものとした≪5番のアダージョ≫で始まり、・・・・・と書かれている。
このことを全く読まずに今日までいたのである。今日初めて、映画のベニスに死すの音楽とマーラーの音楽が私の中でやっと一つになったのである。
音楽の素晴らしさを味わうことができた今日は最高の日であった。「生きる」という力をまた、いただきました。音楽よありがとう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA