今日は友人のS氏を誘って、京都市京セラ美術館へ。
3月24日から28日まで開催されている「安達嶽南回顧展」を拝見した。
水明書道会でお世話になっている白井進先生からご案内をいただいたものである。
案内状に「生きる」と安達嶽南先生が106歳の時(2014年)に書かれたものが載せられている。会場で掛け軸に書かれた作品を拝見した。素晴らしいものである。
私が最近、FaceBookに掲載した「生きる」と同じですね、とS氏。そう言われてビックリしました。
私の「生きる」の作品は2002年、56歳の時に制作したものだった。その当時、なぜ「生きる」を制作したのかは定かでないのであるが、その作品の背景の写真は四国八十八か所の巡礼を終えて、京都へ帰る途中のフェリーの夜明け時に撮影したものである。巡礼を重ねていた時のご利益で「生きる」という力がわいたのであろうか?早期退職後2年目、再婚後6年目の時であった。
「安達嶽南回顧展」にもどり、106歳まで生き生きとした作品を残されたことに感動を覚えた。
従来から私は100歳まで生きたいと言ってきた。主治医の先生方にも、いつもお願いをしてきた。「100歳まで生きたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。」と。
もっと、もっと、書を書きたいと、思わせていただいた書展でした。
白井進先生、ありがとうございました。